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ジェフリー・ラッシュが『英国王のスピーチ』について語る!【第83回アカデミー賞】

 http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20110224-00000013-flix

映画『シャイン』で見事にアカデミー賞主演男優賞を獲得し、その後も着々と話題作に出演し続けているジェフリー・ラッシュが、新作『英国王のスピーチ』について語った。
同作は、内気で吃音障害を抱えたジョージ6世(コリン・ファース)が、言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の助けを借りて障害を克服し、第二次世界大戦開戦前に、国民を勇気づける見事なスピーチを披露して、人々の信頼を回復するまでを描いた感動のドラマ作品。ジェフリーは、この作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。
 ジェフリーが演じた言語聴覚士ライオネル・ローグについて「ライオネルのことについては、ほとんど彼の孫からリサーチの資料を手に入れることができたんだ。彼は、オーストラリアのアデレード出身の雄弁家で、音楽が好きで博学でもある。1930年代には好奇心旺盛な素人として、シェイクスピアのリサイタルなどにも参加していたらしいんだ。彼の日記には、閉ざされた皇室の意外と遊び好きな一面なども記されていたんだよ」と明かした。
 ライオネルとジョージ6世との間では素晴らしい友情関係が描かれているが、コリン・ファースとの共演については「僕らには、3週間ものリハーサルの時間を撮影前に与えられたんだ。その場には、脚本を執筆したデヴィッド・サイドラーもいて、僕がライオネルの孫から手に入れた資料や、コリンのアイデアを脚本の中に肉付けしていくことができたんだ。コリンは、ジョージ6世に関してのほとんどの伝記を読んでいて、興味深い詳細を持ち込んで来ていたね。実は僕らは映画『恋におちたシェイクスピア』でも共演していて、あの映画の取材の際に彼といろいろ話すことができたんだよ。彼は、時々ドライなユーモアを言う面白い男なんだ」とコリンを評価した。
 これまで人々は、ジョージ6世に対して敬意を表して接していたが、それとは逆にライオネルは普通にジョージ6世に接していたために、ジョージ6世にとってライオネルは、いたって普通の男(友人)のような存在であったのだろうか?「このライオネルを友人のような存在に見せる演技は、僕の勝手な解釈から生まれたものなんだ。なぜなら脚本には皇室の衰退、兄エドワード8世の退位、父ジョージ5世の死などの悲しい部分があり、それを脚本Aとするならば、ライオネルの箇所は脚本Bに当たる面白い部分なんだ。それにこの映画を自分の演技で背負っていたわけじゃなかったから、ジョージ6世との面白いシーンを自由に僕が生み出すことができたんだ。そんなやり方で演技するのは、これまで助演として参加した舞台経験で培ったものが影響されていると思う」とライオネルの中に独自の解釈を含めたようだ。
 最後に、ジェフリーはこの映画の脚本はエージェントを通してではなく、ある友人を介してジェフリーの家の入り口の踏み段に置かれていたことを明かした。それを読んで気に入った彼は参加を決めたそうだ。彼の次回作は、ケイト・ボスワースと共演の映画『ザ・ウォリアーズ・ウェイ(原題) / The Warrior's Way』が控えている。(取材・文・細木信宏/Nobuhirro Hosoki)


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